乙姫様のお部屋

ようこそ、乙姫の部屋へ。

 

私が乙姫です。ダンスが大好きです。

 

乙姫様の大事なお話

 

あなたに大事なお話があります。

あなたは、ダンスホールで踊っている間に、光速の99%の速さで宇宙空間を

移動しました。その結果、地球上では既に、約三百年の歳月が経過しています。

あなたの親類、知人はすでに死に絶えているでしょう。

しかし、気を落としてはいけません。

あなたは、楽しい時間を過ごしたのです。

他の人よりも幸福な人生を送ったのです。後悔してはいけません。

 

 

さあ、この亀の宇宙船に乗って、地球へ帰りなさい。

おみやげに玉手箱を差し上げます。

この箱は決して開いてはいけません。

開いてしまうと、紫色の成長促進ガスが発生し、あなたの細胞は

急激な早さで細胞分裂を繰り返し、一瞬のうちに老化します。

 

 

竜宮城の浮世絵です。

 

楽しい時はあっという間に過ぎてしまいます。

まさに、光陰矢のごとし、ですね。

 

それでは、名残惜しいですが、地球に帰りましょう。

 

 

浦島太郎に関して、もう少し詳しい話(1999.2.28)

 

浦島太郎に関して、もう少し、詳しい話をします。

江戸時代の御伽草子には、乙姫様は助けられた亀であり、竜宮城で

浦島太郎と夫婦になります。また、平安時代の「続浦島子伝記」には、

竜宮城での浦島太郎と乙姫について以下の記述があります。

現代語に訳してあります。

「仙女の白い肌を抱いて、二人は一つのベッドに入り、玉のようなからだを

なで、細い腰を優しくいたわり、その美しさを口にしながら、交わりの

限りをつくした。それはまるで、ひらめの魚が並んで泳いでいるような

楽しさであり、おおとりが心を一つにして遊ぶような夢心地であった。

その押したり引いたりするさまや伏して抱き合う姿というのは、

古い尊い教えの通りであり、わすれな草の助けを借りないで、憂いを

忘れることができるようで、仙薬を飲まなくても年を延ばすことが

できるようであった。」

「浦島太郎の文学史」 五柳書院刊より抜粋

 

かなりエロチックで官能的な描写ですね。

要するに、浦島太郎と乙姫は竜宮城で大いに楽しんだのですね。

浦島太郎のその後

 


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