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あなたに大事なお話があります。
あなたは、ダンスホールで踊っている間に、光速の99%の速さで宇宙空間を
移動しました。その結果、地球上では既に、約三百年の歳月が経過しています。
あなたの親類、知人はすでに死に絶えているでしょう。
しかし、気を落としてはいけません。
あなたは、楽しい時間を過ごしたのです。
他の人よりも幸福な人生を送ったのです。後悔してはいけません。


浦島太郎に関して、もう少し、詳しい話をします。
江戸時代の御伽草子には、乙姫様は助けられた亀であり、竜宮城で
浦島太郎と夫婦になります。また、平安時代の「続浦島子伝記」には、
竜宮城での浦島太郎と乙姫について以下の記述があります。
現代語に訳してあります。
「仙女の白い肌を抱いて、二人は一つのベッドに入り、玉のようなからだを
なで、細い腰を優しくいたわり、その美しさを口にしながら、交わりの
限りをつくした。それはまるで、ひらめの魚が並んで泳いでいるような
楽しさであり、おおとりが心を一つにして遊ぶような夢心地であった。
その押したり引いたりするさまや伏して抱き合う姿というのは、
古い尊い教えの通りであり、わすれな草の助けを借りないで、憂いを
忘れることができるようで、仙薬を飲まなくても年を延ばすことが
できるようであった。」
「浦島太郎の文学史」 五柳書院刊より抜粋
かなりエロチックで官能的な描写ですね。