第一ダンスホール

Shall we DANCE?

 

ここでは、ダンスの華麗な写真を集めようかと思ったのですが、

著作権と肖像権のかねあいから、他人の写真を載せるのは問題がありそうです。

そこで、私の書いたダンスに関する稚拙な文章を掲載したいと思います。

残念ながら、ダンスについて、深く語れるほどの技術も知識も持ち合わせて

いませんので、ひとりよがりのいいかげんな文章になりますが、適当に読んでください。

また、ご感想なり、ご意見なりがありましたら、お気軽にメールをください。

 

 


目 次

 

58.桑原和美さん(11.27)

57.ダンスと私〜その4(11.22)

56.ダンスと私〜その3(11.18)

55.ダンスと私〜その2(11.13)

54.ダンスと私〜その1(投稿文)(11.9)

53.わたりとしお先生(11.5)

52.おやじダンサーズ(11.1)

51.淡谷のり子さん(10.29)

50.エジプシャンダンス(10.23)

49.メディカル・アート(10.16)

48.寝たきりになら連(10.3)

47.越中おわら風の盆(10.1)

46.高齢者の町(10.1)

45.手作りドレス(9.26)

43.小脳とダンス(9.22)

42.加齢臭(9.19)

41.シンゴ&アスカ(9.12)

40.ドラッグ・ダンス・パーティ(9.4)

39.台湾のダンス事情その2(8.28)

38.台湾のダンス事情(8.13)

37.ダンスパーティ(8.8)

36.日本神話の中のダンスシーン(8.1)

35.大場久美子さん(7.27)

34.小林十市さん(7.18)

33.広島とバレエ、フラメンコ(7.12)

32.またまた靴の話(7.5)

31.シンデレラと舞踏会(6.28)

30.足とダンス(6.14)

29.長寿社会とダンス(6.6)

28.再びダンスシューズの話(5.31)

27.ダンスシューズと健康(5.22)

26.剣道と社交ダンス(5.16)

25.ローザンヌ・バレエ・コンクールを見て(5.8)

24.鹿鳴館とダンス(4.27)

23.バレエ・フラメンコ・社交ダンス(4.22)

22.不思議なダンス(4.18)

21.第12回西日本競技ダンス広島大会を見て(4.15)

20.フィリピン人ダンサー(3.22)

19.ダンサー、踊り子の魅力(3.14)

18.だんご三兄弟(3.6)

17.ダンスで美しく(3.6)

16.ある老夫婦の夢(2.27)

15.映画「Shall we ダンス?」を見て(2.21)

14.コンテンポラリーダンス(2.14)

13.男性バレエ・ダンサー(2.7)

12.バリ舞踊 サンギャン・デュダリ(2.1)

11.ある女教師の思い出(1.27)

10.生命科学者とダンス(1.18)

9.今日は成人の日(1.15)

8.映画「タイタニック」に関して(1.13)

7.養老氏と五木氏の対談から(1999.1.6)

6.自殺防止にダンスを(12.29)

5.ダンスと恋愛(12.27)

4.ダンスと性差(12.24)

3.広島とダンス(12.23)

2.日本舞踏家、井上三千子さんをテレビで見て。(12.21)

1.「ダンスで越えた私の人生」 萩原葉子著 海竜社

 を読んで (1998.12.20)


58.桑原和美さん(11.27)

先日、映画「タンゴ」を見ましたが、その中に日本人のダンサーがいました。

この方がタンゴダンサーの桑原和美さんです。高校在学中に観たブロードウェイ

ミュージカル「タンゴ・アルゼンチーノ」に魅せられ、タンゴ・ダンサーをめざしたそうです。

91年以来、毎年タンゴの本場ブエノスアイレスで修行し、その道の第一人者

カルロス・リバローラ氏に師事されました。現在は、東京・浅草でタンゴ教室を主催

されています。アルゼンチン・タンゴには、特別に決まったステップはないそうで、

タンゴを踊るのは意外に簡単なんだそうです。上半身は抱擁の形、そしてかかっている

音楽を聴いて感じたことを、足で表現すれば良いのだそうです。ただ、男性のリードが

かなり重要で、女性にとってはしっかりリードしてくれる男性を探すのが一苦労する

らしいです。タンゴを踊る女性はみんな一様に「男性に振り回されたいのよね。」

と言うそうです。社交ダンスでも同じですが、ダンスを上手に踊れる男性が

不足しているようですね。私もぼちぼち練習していますが、なかなか上手には

なれません。踊れると女性にもてるんでしょうけどね。(笑)

彼女は日本で最年少のバンドネオン奏者である小松亮太氏と

ライブもやっていて、タンゴファンを増やしておられます。

 

57.ダンスと私〜その4(11.22)

運が良かったのかどうか分かりませんがこの競技会で私達は、

3級に昇級出来ました。出場組み数が多くて(恐らく、120組以上でしょう)

準決勝まで残った組全部が昇級したからです。(ラッキー!ですね。)

こうして始まった競技ダンサーとしての私のダンスダンスの日々は、

それから3年経った今まで、あのラッキーな日からつづいてきたのです。

3級に昇級してからは、相当戦も出ました。そして、3位や2位や優勝で

カップや賞状が増えていきました。そして丁度3年前に、ランキング戦で優勝し、

2級に昇級しました。そこから今までの間には年3回位競技会に出るくらいで

(少々、諸事情もありましたが)1年の半分位しかダンスにかかわる日が

無かったように思います。それでも、出場した競技会では、カップや賞状を

貰ったり、又、一次予選、三次予選、準決勝で敗退といったこともあり、

何とか、つずけることが出来ました。 そして、昨年、新しい先生に巡り会い、

リーダーさんもやる気が出て、私も再びダンスに気を向けることができ

2級戦に挑戦するようになりました。サンバの種目をやる必要がでてきたため、

ルーティンを作っていただき(勿論私達のオリジナルですよ。)昨年は

随分レッスンもしました。そして、今年、1級に昇級することができたのです。

 そんなわけで、今、私はD級をめざして日々レッスンしていますが、

ダンスをつづけることが出来たことをとても嬉しく思い、又、ダンスの好きな

人達とお友達になれて喜んでいます。

 つたない文章で、又、たいした内容でもない私事のお話でしたが、

読んでいただいて本当に有り難うございました。

これからも、ダンスの好きな仲間達の事を考えながら、又ダンスダンスの

日々を楽しんでいきたいと思います。 

最後になりましたが、このような機会を与えて下さったアンダルシアさんに

心から感謝の意を表します。 ありがとうございました。 

では、みなさん、さようなら。

 

56.ダンスと私〜その3(11.18)

4級戦のラテンに出場するためには、チャチャチャもレッスンする必要があります。

ロックやシャッセなどルンバと違うステップが入り、しかも曲が速いので、

1、2、3、4&の1をきちんととらないとタイミングがとれません。

この種目も先生がルーティンを組んでくださいました。

ベーシックで<オープンポジション>から始まって<オープンヒップツイスト>

<ファン><アレマーナ><ハンドtoハンド1回><スリーチャチャ>

<スポットターン><ニューヨーク>のくりかえしです。これらは皆さん

よく踊られるので知っているんじゃないですか。

(うん、うん、っていう声が聞こえましたよ。)

私達はなぜか速い曲が好きで(だから上手とは言えないのですが(笑)

レッスンも楽しんで出来ました。特にリーダーさんは良く動いて速いので、

目立つことといったら、コマネズミみたいなの。(失礼!)

2種目のレッスンも進み、JDSFの競技会への出場申込みということに

なったわけですが、競技をやっている方はご存知でしょ。

ダンスビュウとかの雑誌に「競技会情報」という頁がありますよね。

それを見て、あまり遠くない4級ラテンのランキング戦のある所を探して

申込みました。 そして、当日、初めて競技会に行った時、感じたのは、

こんなにたくさんの人がダンスをやっているんだなということでした。

馴れないと、その雰囲気に圧倒されてしまいとても緊張してしまいます。

 スタンダード(モダン)とラテン、そしてさらにランク別に分かれて、

午前中の競技の時は、だいたい朝9時頃受け付けが始まります。

そして競技が始まるのが10時半頃からです。ランキング戦といって

昇級することができるクラス(勿論、枠の中に入ったらですけれど)もあり、

相当戦といって、たとえ優勝しても昇級できないOOカップ争奪戦の

ようなものとあります。競技会の規模も大、中、小、さまざまです。

 では、この結果は次回にお話しましょう。

 

55.ダンスと私〜その2(11.13)

体力づくりから始まった私達のレッスンも競技会に向けて、

具体的に種目を決めてのレッスンが必要になっていきました。

 4級戦ラテンから出場ということになり、種目はルンバとチャチャチャです。

ルンバの基本はルンバwalk。walkに始まってwalkに終わるという位大切です。

ここでも又、教室の端から端まで(好きですね!なんて言わないでくださいね。)

walkの練習です。先ず、姿勢!きちんと体重を乗せ、後ろ足の爪先で

しっかり床をとらえ、前進しヒップを使いながらターンアウトさせておくる・・・

後退は、足を下げてヒップを使いながら体重移動して後ろ足に乗る・・・を

くりかえします。ところがこれって結構、身につけるのが大変なんですね。

自分の踊りになるのは、繰り返しの練習しかないようです。

完璧になるのを待ってもいられず(笑)先生は、4ー5つ位のフィガーで

ベーシックのルーティンを組んで下さいました。確か、向き合ってスタンバイし、

<ニューヨーク>から始まったのを今でも憶えています。

ダンスをやったことのある人なら皆さん知っていらっしゃるものばかりでした。

<ニューヨーク><スポットターン><オープンポジション><ナチュラルトップ>

<ファン><アレマーナ><ハンドto ハンド><スポットターン>

<オープンポジション><オープンヒップツイスト><ファン><ホッケースティック>

そして<ニューヨーク>のくりかえしで何回かすると曲が終わるという

ふうです。walkや、ヒップの使い方や足の運び方など技術的なレッスンと

並んで重要なのは、音の取り方でしょうか。1&2&3&4&という&カウントの

取り方が難しいのです。切れを出すためにネックの使い方もレッスンしました。

でも、言われる様にはなかなか、出来ないですよね。何だか体操の様な動きと

いうか、ロボットみたいになってしまって・・。今思うと恥ずかしい位です。

そんなわけで私達の競技会へ向けてのレッスンが進んでいきました。

(出来ているのかどうかは疑問ですけどね。)

この続きは、次回にお話しましょう。

 

54.ダンスと私〜その1(投稿文)(11.9)

6月生まれさんから、投稿文をいただきましたので、数回に分けて掲載します。

以下、彼女の文章です。

映画「Shall we dance ?」は、社交ダンスの人気を広め、今まで何か閉鎖的な

感じのした「ダンスをする人に対するイメージ」を180度転換したのではない

かなと思うのは私だけでしょうか?そして今や、右も左もダンス人、

とまではいかないまでも、かなりの数のダンスサークル、そしてダンサーが

生まれているのではないでしょうか?(これも演技達者な役者さんの

お陰ですかしら?) そういう私も、今競技ダンスにはまっている一人です。

4年前、私のいたサークルに両親についてきた彼が、今のリーダーさんです。

高校生かな?と、思うような当時23歳の彼でした。だって茶髪で、目がクリっと

した美少年(失礼!)でしたが、背があまり大きくないんです。 プロの先生に、

ペアレッスンを受けることになり基本のレッスンが始まりました。彼は全くの初心者

で私はサークルで少しできる位で基礎がまるで駄目というカップルの誕生の

始まりです。 ダンスは基本が大切なんですが、最初の頃なんて

その体力ずくりからですから大変でしたヨ。バーに片足を乗せて軸足の膝を

曲げたり伸ばしたり交代に各50回。右足を左足の90度の角度に付け次に

左足を右足の90度の角度に付けるというふうに交互にしながら前進していくとか。

二人で向かいあって腕を持ち、両足を肩幅に広げて膝を前に曲げたり

伸ばしたりが100回。爪先立ちで肩幅に足を広げたまま右、左と前進し、

教室の端から端まで行ったり来たりで30回etc・・・・。ホントにいろいろ

やりましたねえ。もう今、やっていないのは忘れてしまってますね。

でも、そのお陰で足がふらつくことが無くなったりダンスを踊る筋肉

(内側の柔らかい筋肉が必要なんだそうです)ができてきたりしたことは

間違いないと思います。 そんなわけで私のダンスダンスの日々につづく

一歩を踏み出したわけです。

 

 53.わたりとしお先生(11.5)

映画「Shall we ダンス?」のダンス演出を手がけたり、テレビ番組「ウリナリ」の

芸能人社交ダンス部の振り付けをした人気振り付け師、わたりとしお先生が

今度、ダンスのレッスンビデオをプロデュースされました。このビデオは二本組で

一本は社交ダンスを基調にした「ペアダンス編」で今、流行しているサルサや

リンディホップなども入っています。もう一本は若い人向けに編集した「ストリート編」

で、ヒップホップやハウスなどが入っています。

「カラオケの流行で人前で歌うのが恥ずかしくなくなったように、これからは人前で

踊る時代がきます。」とわたり先生は言っています。また、「ダンスの持つかっこよさ

をこの二本のビデオを通して知ってもらえるだろう。ストリート系とペアダンス系が

クロスオーバーして、日本にダンスが定着するだろう。」ということです。

わたり先生は僕と同世代です。また、噂によると東大出身の秀才らしいです。

以前、習っていたダンスの先生が彼に指導を受けたこともあるそうで、何となく

親しみを感じます。

 

52.おやじダンサーズ(11.1)

今、人気沸騰中のおやじダンサーズを知っていますか?

平均年齢36歳の男性ばかりのダンスチームです。メンバーは、振り付け師の

パパイヤ鈴木(33)、コンピューター関連会社主任の中鳶ジュテーム(44)

乳酸菌飲料会社の腕利き営業マン、大津年金手帳(32)、某アナウンス学院講師

松本ドロン(32)、16トントラック運転手、長谷川16t(32)、家庭教師、

橋本マニア(36)の6人です。パパイヤ鈴木さんは、NHK教育の歌のおじさん

として幼児たちからの信望も厚いです。おやじダンサーズのコンセプトは

「激しく切なく、そして精力絶倫」だそうです。「オヤジ狩りとか、おやじ臭いとか

おやじが悪い意味になってしまった。おやじをかっこいい存在にしたい。

僕らのステージの後に実家のお父さんに電話したくなるようならいいな。」と

パパイヤさんは語っています。練習はすべてアフター5,土日、有給休暇を

使うそうです。サザンオールスターズのアルバムコマーシャルに出演し、

現在、ライブ、テレビで大活躍しています。今年の目標はCDデビューと

NHK紅白歌合戦に参加することだそうです。前者は既に実現し、

後はNHKからの出演依頼を待っているんだそうです。

僕とほぼ同世代ですが、ぜひ、おやじのパワーを世間に知らしめてほしい

と思います。また、会社人間としての顔以外に、ダンサーとしての顔をもつ

彼等の生き方が新しいライフスタイルとして認められると良いですね。

 

51.淡谷のり子さん(10.29)

ハイヒールは、身体に負担をかけ、あまり健康に良くない、という話を以前ここに

書きました。ところが、先日亡くなられた、淡谷のり子さんは、死ぬ直前まで

ローヒールは履かずに、ハイヒールを履かれました。足元が危ういので

周囲の人が、ローヒールを勧めたにもかかわらず、「女は美しくあらねばならない。」

と言って突っぱねたそうです。彼女の美に対する思いは、かなりのものだった

ようで、戦時中、たいへんな思いをされたのは有名な話です。

あの化粧はなんだ、あのドレスはなんだと、国防婦人会から非難されたそうです。

それに対して、「私は女だから、いつもきれいにしていたい。いつ死ぬか

わからない世の中で、お化粧をしないでいられるか。きれいにして死にたいのだ。」

と答えられました。もんぺをはくように、圧力がかかったときも、それに

屈せずスカートをはいたそうです。淡谷さんは、青森の呉服屋の娘さんですが、

家が倒産して東京に出てきて、今の芸大、東京美術学校でヌードモデルをして

お金を稼いでいました。彼女は日本人離れした大きな胸を持っていました。

戦後、日本人向けのブラジャーでは間に合わないので、わざわざ沖縄まで行って

アメリカ人女性向けのブラジャーを買ったほどだったそうです。

彼女は明治の女ですが、なんか気骨がありますねえ。

男性の意見としては、彼女が言ったように、女性はいつも美しくあって欲しいですね。

 

50.エジプシャンダンス(10.23)

エジプシャンダンスという舞踊があります。その昔、クレオパトラも

踊ったそうです。このダンスの日本での第一人者が高 領伽さんです。

10代の頃に、砂漠で自由にダンスを踊っている夢を見て、すごい衝撃を

受けたそうです。「今の自分より自由ですてきで本来の自分の姿のような

気がしました。それに少しでも近づくために、今まで苦手だと思っていた

ダンスを始めました。」と語っています。彼女は、踊りは古来から人間の

嬉しい、楽しいといった、基本的な感情の表れとして、日常生活の中に

根付いているということに気がついたそうです。「あぁ、これが基本だと、と

思って。頭で考えるのではなく、身体が感じるままに、自然に、自由に表現できれば、

と思って。」とダンスで感情を表現しているそうです。

日本人は、外国人に比べて、感情表現がへただと言われています。

ダンスや舞踊をやることによって、身体表現を訓練することは生きていく上で。

大事なことかもしれません。

 

49.メディカル・アート(10.16)

新野まりあさんは、日本のフラメンコの第一人者で、マスタークムフラです。

マスタークムフラというのは、家元という意味だそうです。

しかし、乳ガンで右の乳房を失ってしまいました。乳房の摘出後、踊り子として

復帰するために、人口乳房やパットを探し求めました。片方しか乳房がないと

どうしても、バランスがとれず、踊りがきれいに見えないそうです。

米国とドイツからシリコン製パットの輸入もされました。しかし、軽すぎたり

すべったりでなかなか満足のいくものが見つからなかったそうです。

それで、有り金はたいて、英国に渡り、著明な形成理学博士のA.C.ロバーツ

に師事して、「メディカル・アート(医学的芸術)」の道を探求しました。

現在は、フラメンコの個人指導や作詞作曲をするかたわら、「ニューボディ研究所」

を設立し、身体の一部を失ってしまった人々のために、その代替となる身体のパーツ

を作っておられます。警視庁に紹介されてきた元暴力団員が、まっとうな職に就く

ために、指を作って欲しい、という依頼が多いそうです。また、骨肉腫で、顔の右半分

を摘出したために、髪で顔を覆うように生きていた女性が義眼とともに顔を復元した

時は、お互いに抱き合って泣いたそうです。価格は、どの程度、精巧に作るかに

よって変わりますが、だいたい指一本30万円、乳房160万円です。写真で乳房を

見ましたが、まるで本当の皮膚のようで、風呂に入ると、赤く染まって、本物と

区別がつかないようでした。新素材の開発により、この分野はさらに発展することが

予想されます。ダンスが縁で、新しいビジネスを興したことは、なかなか興味のある

話です。

 

48.寝たきりになら連(10.3)

「寝たきりになら連」は、1993年に結成されました。

大田仁志・茨城県医療大学付属病院長が徳島市内での講演で

「阿波踊りはリハビリに良いのでは」と語ったのがきっかけです。

徳島老人ケア研究会長で医師の石川富士郎さんらが奔走して結成しました。

全国からやってきた車椅子の高齢者58人を含む238人が、阿波踊りに

デビューしました。この会は、「阿波踊りで寝たきりゼロ」を目指しています。

石川さん自身、95年に脳内出血で倒れ、必死のリハビリで社会復帰しています。

「障害者の一人として参加し、とても楽しかった。踊るという目標を持つことが

大事なんですね。最高のリハビリと実感しましたよ。」と話しています。

「ねたきりになら連」の試みは全国に反響を呼んでいます。お隣の松山でも

「松山ねたきりになら連」を結成しました。青森、大阪、鳥取などでも同じような

動きが広まっています。身体を楽しく動かすお祭りへの参加は「機能回復と

社会参加の場として最適」と注目されています。

阿波踊りに限らず、ダンスは踊りは、足腰を鍛え、脳に刺激を与え、老化防止に

効果があると思います。身体障害者の機能回復にも役立ちそうな気がします。

そう言えば、車椅子ダンスというのも最近盛んなようです。

これからの高齢化社会において、寝たきりにならない、と言うことは大事なこと

でしょう。周囲の人々のためにも、ダンスや踊りをやって足腰を鍛えましょう。

 

47.越中おわら風の盆(10.1)

テレビで見ました。日本の踊りも良いですねえ。西洋のダンスとはまた違った

趣があります。日本舞踊は色っぽさでは、西洋ダンスには負けません。

でも、結婚したら町の浴衣が着れない、という風習も面白いですね。

ここから言えることは、踊りと結婚は密接なつながりがある、ということでしょう。

たぶん、踊りは女性が自分の性的魅力をアピールするための一つの

手段だったのではないでしょうか。僕も若い頃、町の青年団でよく踊りましたが

踊りの上手な女性は例外なく、男性にもてていました。そして早々と

結婚していきました。踊りは本当に奧が深いです。日本各地に伝わる踊りを

これからも、大切にして欲しいと思います。

 

46.高齢者の町(10.1)

テレビでアメリカの高齢者の町、サンシティを特集していました。

この町には、高齢者ばかりが住んでいて、平均年齢は70歳を越えて

いるそうです。お年寄りばかりを集めた町、というのは、なんだか不自然な

感じもしますが、そのことの是非は、ここでは問いません。

印象に残ったのは、70歳以上のお年寄りが大変に元気なことです。

チアガールの女性達も平均年齢が75歳前後です。あまり見たくもない

光景ですが、とにかく元気はつらつでお婆さん達が派手なアクションを披露して

いました。その中の80歳の年長者が「年齢を、何かをやる、やらないの基準には

しないのよ。」と言っていました。驚くべきチャレンジングスピリットです。

ダンスパーティも開かれていて、男女の出会いの場になっているそうです。

老人問題の専門家は、75歳までは老人とは言えない、と言っています。

日本もこれから、高齢化社会を迎えます。サンシティのような高齢者の町が

日本にも作られるかも知れません。ダンスも人気が出るでしょう。

話は変わりますが、今日から、介護保険の受付が始まりました。

寝たきり老人になったときに、介護をしてもらう保険ですが、個人的には

寝たきりにはなりたくないです。生きている限り、歌って踊って、人生を楽しんで

死ぬときは老木が倒れるように、ぽっくりいきたいもんです。

 

45.手作りドレス(9.26)

妹が某大手下着メーカーで、以前働いていた関係で、女性の下着とか

服飾に少し興味があります。(あの〜、変な意味じゃないんですよ〜。)

今でも、時々、女性用のファッション雑誌などに目を通します。

女性はいろんな服があっていいですね。お金さえ出せば、すてきな服を

いくらでも身につけることができるますね。男性の中にも女装趣味の方が

いますが、彼等の気持ちがわからないわけではありません。

そう言えば、どっかの男性の大学教授が自分の女装写真集を出版して

いました。そんな写真集、買う人はいるんでしょうか?あ、話が脱線しました。

それで、ある女性雑誌(確か「家庭画報」だっと思いますが、)にダンスの

ドレスが載っていて、それに製図がついていました。

ダンス衣装を作る人もいるんですね。そう言えば、フラメンコを

やっている家庭の主婦が、ドレスは自分で作ると言っていました。

ダンス衣装は、全体的に高価ですよね。自分で作れば、かなり安く

あがるのでしょうね。服をデザインして、それを作る、というのは

なんか面白そうな気がします。実は私の住んでいるマンションに和裁学校が

入っているんです。結構、若い人でにぎわっているようです。昔は機織りは

女性の必須の技術だったそうです。いくら、機械による服作りが主流になっても

手作りは、廃れることはないでしょう。手に職をつけるという意味では、和裁や

洋裁は、悪くないのかもしれません。今日はとりとめのない話になりました。

午後からダンスパーティです。

 

43.小脳とダンス(9.22)

9月22日のNHKの「ためしてガッテン」は社交ダンスの特集でした。

興味深かったのは、ダンスの初心者と、競技選手では、リズムをカウントする際、

使われている脳の位置が違うということです。初心者は大脳を使って

リズムをカウントしますが、競技選手は小脳を使います。

ですから、競技選手はリズムを取りながら、暗算ができますが、初心者は

リズムをとることと暗算を同時に行うことはできません。

ダンスをマスターするということは、小脳でリズムをとることのようです。

しかし、このことは、ダンスに限ったことではないと思います。

いわゆる「身体で覚える。」ということは、全て小脳に動作を記憶させること

らしいです。自転車に乗ることを考えるとわかりやすいです。

自転車に乗ることは、理論的に考えると大変に難しいそうです。

しかし、私たちは、その理論など考えることなく、身体で覚えることが

できます。昔の知人に、脳腫瘍のため小脳を一部切除した女性が

いましたが、いくら練習しても自転車に乗ることはできませんでした。

どんなスポーツ、ダンスでも、最後は小脳に覚え込ませないと

スムーズな動きはできません。現代人は大脳を酷使します。

インターネットなどをやると特にその傾向は著しいです。

たまにはダンスなどをやって小脳を使うのも、精神衛生上大事なことかも

しれませんね。

 

42.加齢臭(9.19)

大手化粧品メーカーが、年輩男性特有の臭い、いわゆる「加齢臭」を除去する

スプレーを売り出しました。加齢臭は、「おやじ臭さ」とも呼ばれ、成分は

ノネナールです。ダンスは、男女が組んで踊りますから、男性には重宝される

かもしれません。しかし、最近の我が国の無臭化志向、清潔化志向は

少し行きすぎじゃないか、と思っています。生物にとって体臭はすごく大事です。

ほ乳類の母親は、出産の際、赤ん坊の匂いのかぐことによって、自分の子供だと

認識します。赤ん坊も自分の母親を匂いで判別します。もし、出産直後に

母子を引き離すとお互いが親子であることを認識できず、赤ちゃんは

ほっておかれ、やがて死にます。最近、人間の親が子を虐待する事件が

相次いでいますが、帝王切開などで、出産直後に赤ちゃんを母親から強制的に

引き離すことが原因ではないか、と言われています。親子関係に限らず、

男女関係にとっても、体臭はとても大事です。匂いにはフェロモン様の物質が

含まれ、お互いがオスとメスであることを認識します。もし、皆が同じ香水を

つけたら、自分のパートナーであるかどうかが、わからなくなってしまいます。

恋人の匂いに性的興奮を覚える人は多いはずです。

オヤジ臭だって、きっと人物の特定に役立っているんだと思います。

お婆さんの匂い、お爺さんの匂いに懐かしさを覚える人も多いのでは

ないでしょうか。ノネナールを発見した大手化粧品メーカーの方は

「核家族化により、年輩者の匂いをかぐ機会が減ったのが、加齢臭を

嫌う原因になっているのだろう。」と言っています。体臭に関しては測定が

難しいこともあり、長い間研究が遅れていましたが、最近、測定器の進歩に

より、いろんなことがわかってきたようです。

 

41.シンゴ&アスカ(9.12)

今月のアサヒ・グラフには、日本のアルゼンチン・タンゴの第一人者

シンゴ&アスカが紹介されています。彼等は4年前から東京で

アルゼンチン・タンゴダンスを教えています。教え始めた頃は、生徒が

4.5人しかいなかったそうですが、今は、若い人から中高年まで、たくさんの

生徒が詰めかけているらしいです。アル・タンを踊る人が増えた理由は

映画の「エピータ」や「タンゴ・レッスン」の影響が大きいそうです。また、

ピアソラ人気も関係しているらしいです。さらに今年に入って映画「タンゴ」の

ロングラン・ヒットもあって、ますますタンゴ人口も増えているそうです。

(ちなみに「タンゴ」は広島では上映されないみたいです。残念・・・)

二人はタンゴを踊る前は社交ダンスを踊っていたそうです。1993年に

初めてアルゼンチンに行き、タンゴダンスを習いました。その後も

毎年のようにアルゼンチンに出かけ、現地のテレビや劇場に出演したことも

あります。アルゼンチンの大統領に招かれ、日本人として初めてタンゴダンスを

披露し、絶賛されたそうです。タンゴと日本の伝統楽器である三味線や尺八を

取り入れた「タンゴ・アルポネス」というステージも計画しているそうです。

時々、アルゼンチンタンゴを習いたい、という話を聞くのですが、残念ながら

広島には、まだ、アル・タンを教える先生はいないみたいです。

話は変わりますが、昨晩は、アルゼンチン料理のレストランに行きました。

タンゴは見れませんでしたが、料理は美味しかったです。ワインを飲み過ぎて

まだ、二日酔いです。

 

40.ドラッグ・ダンス・パーティ(9.4)

「レイブ」という屋外ダンスパーティが若者の間で流行っています。

LSDや「エクスタシー」と呼ばれるドラッグを服用しながら、一晩中、踊り

続けます。時には、数日間、ぶっ通しで行うこともあります。

小規模だと100人程度、多いときは数千人が集まって踊り明かします.。

特に夏場に多く、毎週日曜日には、日本のどこかで、パーティが開かれています。

場所は、山の中のキャンプ場、海岸、離島などです。参加者は10代後半から

30代までと年齢層は幅広いです。主催者は、クラブの経営者、アジア関連の

雑貨販売店主、ラジオのDJなどです。「レイブ」は80年代後半にイギリスで

発祥し、その後、ヨーロッパを席巻し、その後、アジア、アフリカに広がりました。

日本には4.5年前に上陸し、若者の間に流行り始めました。

ダンスパーティと言っても、決まった踊りがあるわけではなく、各人が

思い思いに身体を動かすだけです。過去に覚醒剤取り締まり法違反で

主催者が逮捕されたことがありますが、その後は、野放し状態です。

場所を転々と変えるので、警察もお手上げなんだそうです。

私たちの知らないところで、麻薬や覚醒剤が広がっています。

合法ドラッグという幻覚作用のある薬も簡単に手に入ります。

マジックマッシュルームというキノコも若者に人気があるそうです。

なんか末恐ろしいですね。

 

39.台湾のダンス事情その2(8.28)

前回に引き続いて、台湾のダンスホールを見て感じたことを

述べたいと思います。高雄市のダンスホールを3つほど、見て回りましたが

日本と少し違うな、と思ったところは、若者が多い、ということです。

20代前半くらいの男女が楽しく踊っていました。

彼等の踊りは、正式なボールルームダンスではありません。

似ているけど、かなり基本を崩して踊りやすいようにアレンジしています。

中には、競技選手並みに基本通りの正統派のボールルームダンスを

踊るカップルもいましたが、少数派でした。

全体的に見ると、見せる踊りと言うよりは、自分たちで楽しむ踊り

という感じでした。翻って、日本のダンスホールやダンスパーティを考えると

若者は大変に少なくて、ほとんど中高年ばかり、という感じです。

現代の日本の若者がダンスが嫌いだというわけではありません。

現に、クラブと言われるダンスホールでは多くの若者でにぎわっています。

若者にとって、日本の社交ダンスは少し、敷居が高いのではないか、と

思います。初めて、ダンスパーティに来て、ワルツやタンゴを踊れ、と言われても

よほど天性の才能のある人でないと無理です。多くの若者はそこで、社交ダンスを

断念するのだと思います。この状況を改善するには、ジルバやマンボなどの

もっと簡単なカップルダンスを若者達に教えてやるべきです。

ワルツ、タンゴにしても、もっととっつきやすいステップを開発しては

どうでしょうか。僕もダンスを始めるきっかけはジルバを高校の女教師に

教えてもらったことです。そうすれば、もっと多くの若者が社交ダンスを

始めるようになるのでないでしょうか。まずは、カップルダンスの楽しさを

教えてやることが先決だと思います。

 

 

38.台湾のダンス事情(8.13)

8月9日から三泊四日で、台湾を旅行してきました。

向こうに着くまで、全然知らなかったのですが、台湾は社交ダンスがとても

盛んです。公園に行くと、太極拳をやる人に混じって、社交ダンスを踊るカップルが

目につきます。また、ダンスホールもたくさんあり、高雄市内だけで10以上の

ダンスホールが乱立しているそうです。台北市には、もっとあるそうです。

どれも、たいそう立派な建物でダンスを踊る男女をかたどったネオンがまぶしいです。

そのうちの一つのダンスホールに入ってみました。

まだ、オープンしたばかりのホールで、外装も内装もたいへんゴージャスでした。

天井には、ミラーボールがくるくると回り、日本で、かつて

流行ったディスコになんとなく似ています。料金は、男性が日本円で800円、

女性が400円でした。これで、何杯でもお茶を飲みながら、何時間でも踊れます。

このダンスホールは、できたばかりなので、この料金ですが、普通のホールは

男性が400円、女性は無料だそうです。夜の9時くらいから、男女のカップルが

三々五々、やってきます。かかる曲は、純然たるダンスミュージックではなくて、

ほとんど、歌謡曲でした。日本の演歌もかかります。そのせいかどうか知りませんが、

音をとるのがとても難しかったです。なんかテンポが合わないのです。

カップルたちの踊りも、少し変わっていました。教科書通りの社交ダンスではなくて、

踊りやすいように、自分たちでアレンジしたダンスでした。

中には、競技選手のように、正統なダンスを披露するカップルもいました。

でも、全体的には、見せるというよりは、自分たちで楽しむ社交ダンスです。

若い人も多くて、ダンスがレクレーションとして、市民の間に浸透している感じでした。

台湾は、食べ物も美味しく、見るところもたくさんあります。

日本から近いので、一度、旅行されることをお勧めします。

 

37.ダンスパーティ(8.8)

7月20日、東京目白の椿山荘で、「サマーダンスパーティ」が開かれました。

参加者は170名で、思い思いの衣装に身を包み、主に中高年の方々が

ダンスを楽しまれたようです。結婚式場として有名な、椿山荘ですが、

ダンスファンにとっては、「ここで踊ることがステータス」というほどの人気の

会場です。年末には200人規模のダンスパーティが一日に三つも開催される

ことがあるそうです。

昨日、広島のパレスダンスホールでも、「サマーダンスパーティ」が開かれました。

私も参加しました。多くの男女が参加してダンスを楽しみました。

私はまだ、へたっぴですが、上手に踊る人が多かったです。

「かっこいいなあ。」と羨望のまなざしで見ました。

僕は本格的にダンスを始めたのは、ここ1.2年ほどですが、ダンスパーティには

18歳くらいから参加していました。学生や若い人のパーティですので、

ワルツやタンゴがかかることはなくて、ジルバか、マンボが中心でした。

それでも、ジルバを上手に踊る男女はかっこよかったです。

同世代の多くはその頃、ディスコ(今はクラブというのでしょうか。)に出入りして

いましたが、僕はダンスパーティが専門でした。それが、今の社交ダンスに

つながっているのでしょう。今の若い人にもダンスパーティの楽しさを

知ってもらいたいなあ、と思います。そうすれば、もっと社交ダンスを始める

人が増えると思います。

 

36.日本神話の中のダンスシーン(8.1)

日本神話の中にも、いくつかダンスシーンがあるようです。

根の国から天上に昇ってきた須佐之男命(すさのおのみこと)の

悪行に腹を立てた天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の石屋に隠れて

しまい、世界が闇になってしまいます。

天照大神は日の神ですから、全世界は暗黒の夜ばかりが

続きました。そのために悪神たちは騒ぎ、あらゆる凶事が起こりました。

彼女に石屋戸から出てきてもらうために、他の神々は石屋戸の前で

宴会を開いたそうです。その中に女の神が服を脱いで乳房をはだけ、陰部を

露出して裸で踊ったという記述があります。以下、古事記からの引用です。

「天宇受売命(あめのうずのめのみこと)、天の香山の天の日影を手次(てすき)に

かけて天の真析(まさき)を葛として、天の香山の小竹葉(ささば)を手草(たぐさ)に

結いて、天の石屋戸にうけを伏せて踏みとどろこし、神懸り(かむかがり)して、

胸乳(むなち)を掛きいで裳緒(もひも)をほとに忍(お)し垂れき

ここに高天原(たかまがはら)動(どよ)みて八百万(やおよろず)の神共に笑ひき」

最後の部分だけ簡単に現代語に訳すと、天宇受売命が神がかりになって

胸から乳房をかき出し、スカートのひもを女陰に押し込み、足を踏みとどろかせて

踊った。このため高天原はゆり動き、八百万の神々はどっと笑った、ということです。

この笑い声に興味をもった天照大神は、岩戸から顔を出され、やっと世界に

光が戻った、というストーリーです。

なんともおおらかな話ではあります。古代の日本人は踊りが好きだったの

かもしれませんね。

 

35.大場久美子さん(7.27)

元アイドルで現在女優をしている大場久美子さん(39)が結婚されます。

お相手は、6歳年下のダンサー、高橋てつやさん(33)です。

大場久美子さんは、TBSの人気番組「コメットさん」のコメット役で一世を風靡しました。

また、昭和58年の舞台「放浪記」では、女給役をこなし、女優、大場久美子の新境地を

開いたと絶賛されました。しかし、私生活では、レストラン経営に失敗し、平成6年には

自己破産の申請を出すなど、苦労も多かったようです。また、つい最近、母親を61歳で

亡くされています。まさに波瀾万丈の人生です。

高橋さんとは、7年前にダンスの振り付けをしてもらったのが縁でおつきあいを

始められたそうです。高橋さんは、ダンスグループ、TAP−MEN’Sを主催する

ダンサー兼振り付け師です。どのようなダンスをされるのか、私は知りません。

今年五月から、2人で同居されています。母親の喪中であるため、まだ、入籍は

されていないそうです。しかし、母親が亡くなる前に、ウエディングドレスを着て、母親を

安心させられたようです。父親の宣夫さんが、結婚に反対しておられるため、正式な

結婚式はもう少し、後になるようです。もちろん、結婚しても女優は続けるそうです。

かつてのの清純派女優も今は、堂々とした中堅女優です。ダンサーの新郎さんと協力して

幸せな家庭を築かれることを希望します。ひょっとしたら、いつの日か2人のカップルダンスが

見られるかもしれませんね。

 

 34.小林十市さん(7.18)

先日、テレビで、バレエダンサー小林十市(30)さんのことを特集して

いました。彼は、落語界初めての人間国宝、柳家小師匠のお孫さんです。

中学を卒業した後、20世紀最高の振り付け師と言われる、モーリス・ペジャール氏に

師事すべく、スイスのローザンヌに渡りました。

モーリス・ペジャール氏は、僕もよく知りませんが、昔、「愛と哀しみのボレロ」と

いう映画がありまして、(この映画は僕も見て、たいへん感銘を受けたのですが。)

そのダンスの振り付けをした人だそうです。

小林さんは、モーリス氏の主催するペジャールバレエ団の中心メンバーとして

後輩の指導にも当たっておられます。彼に対する他の外人の団員の方の信頼も

厚いです。将来は、世界的なダンサーとして、活躍されることは間違いない

でしょう。舞踏ファンとしては、たいへん楽しみです。

しかし、日本のお家芸、落語家の名門から、バレエダンサーになるというのも

なかなかすごいですね。確かに小林さんの力量、その意志の強さにも

感心しますが、同時に、それを認めてくれた、周囲の人々の配慮も見落としては

いけないと思います。ちなみに小林さんの弟さんは、落語家としての道を

歩まれているそうです。兄弟で、酒なんか飲むときはどんな話をするんで

しょうか。想像すると楽しいですね。

 

33.広島とバレエ、フラメンコ(7.12)

 

広島は社交ダンスは残念ながら、あまり盛んではありません。

しかし、バレエとフラメンコは盛んなようです。

バレエは世界的なプリマ、森下洋子の地元ということで、多くのバレエ教室が

あります。いくつか、教室を見学しましたが、かわいい少女たちがバレエのレッスンを

受けていました。最近は男の子もバレエを習っているようです。

社交ダンスも男性が少ないのですが、バレエはもっと、男性が少ないです。

私の知人の娘さんがバレエをやっているのですが、男性のバレエダンサーにお金を

払って相手をしてもらっているということでした。たいして上手でもなくても、男性がいないために

へたなダンサーでも、かなり需要があるんだそうです。本当に踊れる男性バレエダンサーは、

土日は休みが取れないくらいひっぱりだこらしいです。

また、どういうわけか、広島では、フラメンコも盛んです。

フラメンコを見せるスペイン料理の店がいくつかあり、私も見に行きました。

昨年、スペインを旅行したときに本場のフラメンコを堪能しましたが、その踊りに

匹敵するくらいの本格的なダンスです。ついですので、その店のサイトにリンクを張っておきます。

福岡の私の同窓の女性がフラメンコを習っているのですが、その教室の本部は広島だと

言っていました。

願わくば、広島で社交ダンスも盛んになってほしいものです。

何と言っても、元全日本チャンピオン、全英選手権第三位の田中英和さんは

広島の出身なのですから。

 

32.またまた靴の話(7.5)

 

小林製薬はオーダーメイドインソールの製作、販売を行う「快足中敷工房」を

4月30日、大阪心斎橋にオープンしました。ターゲットは女性に絞り、

主にパンプス用のインソールを製作していくそうです。

同社が20代〜30代の女性に実施したアンケートによると、

「靴と足に何らかのトラブルを持っている」が91%、「靴を履いているとき

痛みを感じている」が71%の回答をしめ、多くの女性が「足と靴に関する悩み」

を抱えていることが判明したそうです。同社はこれらの結果を踏まえ、

「個人専用のインソールの需要がある。」と判断、97年9月より、プロジェクト

チームを発足、このたびの立ち上げに向け、インソールの技術開発、緻密な

マーケットリサーチに取り組んできました。

インソール製作の具体的な工程は、各個人に合った理想的なインソールを

作るために、足の症状、足の形、歩き方まで微細に渡りチェックすることから

始まるそうです。完全ハンドメイドのため、インソールの製作には2週間が

必要です。価格は初回がカウンセリング料を含め、8800円、二足目からは

6800円です。インソールは使用頻度にもよりますが、一年間は使用可能だ

そうです。

また、この件とは別に、最近、コンフォート・シューズという女性用の

ハイヒールが人気のようです。人間工学的に健康を考え、その上、ファッション性も

考慮した優れものです。商品名は「WELL FIT」で、価格は15000円程度です。

靴は健康を考えるととても大事です。いくら見栄えが良くても靴のために

健康を害しては何にもなりません。ダンスにも健康を考慮した靴がだんだんと

浸透していくでしょう。社交ダンスが健康のための生涯スポーツとして

定着するためにも、たいへん良いことだと思います。

 

31.シンデレラと舞踏会(6.28)

「本当は恐ろしい グリム童話」桐生操著 KKベストセラーズ刊、を読んでいます。

当然、シンデレラの話も収録されています。

シンデレラの話の中で重要な舞台となるのが、お城で開かれる舞踏会です。

私は小さい頃、この舞踏会の意味がわからず、「ブドウを買いに」行くのかと

思っていました。日本ではなじみのない言葉ですね。

日頃、継母や腹違いの姉妹にいじめぬかれているシンデレラは、

謎の女性の助けを借りて、豪華なドレスを身にまとい、ガラスの靴を履いて、

あつらえた馬車に乗り、王子の住むお城へと向かいます。

女性なら一度は夢見る憧れのシチュエーションでしょう。

お城で開かれた舞踏会で、シンデレラは誰よりも美しい衣装に身を包み、また、

誰よりも華麗にダンスを踊ります。それが、お妃を探していた王子の目にとまり、

彼を虜にしました。しかし、シンデレラは12時には、お城を出なければなりません。

そして、ある夜、12時の鐘を聞いたシンデレラはあわててお城を飛び出し、そのときに

ガラスの靴を片方落とします。王子はそのガラスを靴の持ち主を捜して国中を歩き回り・・・・

とここまでは誰でも知っているシンデレラの物語ですね。

この本の解説によれば、シンデレラの物語にはいろんな意味が隠されているそうです。

例えば、夜の12時までに帰ること、という約束は、未婚の娘は純潔を守るべきだと言う

教訓なんだそうです。また、ガラスの靴にも、かなり大人の意味があるらしいです。

何はともあれ、昔の(今もかもしれせんが。)西洋では、舞踏会には社交の上で、

大きな役割があったことは確かなようです。

グリム童話には、シンデレラ以外にも、多くの舞踏会のシーンが出てきます。

この本、結構面白いので読むと良いですよ。

 

 

30.足とダンス(6.14)

先日、話した、「エロチックな足」 足と靴の文化史

(原題は、THE SEX LIFE OF THE FOOT AND SHOE)ウィリアム・A・ロッシ著、

筑摩書房刊からの引用です。

足の言語学のもう一つの形態はダンスだろう。創造的なダンスなら

どんな形でも、肉体の動きを教え、伝達し、美的で情緒的な感情を

映し出す。ダンスのボディ・ランゲージには、足の部分に特有の声帯が

あると言ってよく、まず足の位置や動作が決まらなければ、対応する

身体の位置や動作も決まらない。言ってみれば足は、肉体のオーケストラ的

動きと調和の中で、リズム部門を担当しているのである。(略)

このように足は語りかけるのである。数十年前フリースタイルのダンスで

全国的に評判の高かったミリアム・ウィンスローは言う、「自分のすべての

感情を奔流のように足の中に流し込むの。すると突然、足が反応し始める

のよ。いいえ、単に脳が心を支配している状態ではないの。感情の

命じるままに即座に足が感じるの。まるで足が自分の感情を持っている

みたいに、感情の衝撃波に合わせて足が動くのよ。」(略)

足の姿勢や動きはたんに高度な独自の分節化された情報発信器で

あるだけではなく、全身の審美的、美感的言語にも大きな影響を

及ぼしているのである。引用終わり

ダンスというのは結局、足の動きで、何かを語ろうとする行為なので

しょうか。確かにダンスにおいて、足の動きは重要です。

ダンスを習うということは、ある意味でステップを覚えるということです。

ダンスと足の関係を考えるとおもしろそうです。

 

29.長寿社会とダンス(6.6)

 

先日、ダンスパーティに行ったら、多くのご高齢の方が参加して

いらっしゃいました。ダンス教師のデモンストレーションの後、皆の前で

80歳の女性が教師と踊られました。結構、さまになっていました。

これから高齢化社会を迎え、ますます多くのご老人が社交ダンスを

始められるでしょう。私としては、もう少し若い人に始めてもらいたい気も

するのですが、まあ、それはここでは言いません。

異性と組んでやる社交ダンスは若返りの効果が非常に大きいそうです。

人間もしょせん、動物の一種です。異性との接触は生命のエネルギーを

引き出します。家でおとなしく隠居しているよりは、ダンスパーティにでも参加して

楽しい時間を過ごした方が健全です。ダンスとは少し、違いますが、

本邦唯一のシニア世代によるチアリーディング・グループがあります。

「ジャパンポンポン」というグループですが、入会資格が55歳以上だそうです。

チアリーダーというと普通、女子学生を連想しますが、

リーダーの滝野文恵さんは67歳です。週に1回、2時間の練習を

元気にやっているそうです。けっして素人のいいかげんな技能ではなく、

青山学院大学バトン部のOGの指導を受けて、かなり本格的に

やっているそうです。年に発表の機会が2.3回しかないのが悩みだ

そうです。このおばさんたち(失礼かな?)に応援してほしいチームを

募集しているらしいです。彼女たちの写真を見ましたが・・・

まあ、ノーコメントにしておきます。

 

28.再びダンスシューズの話(5.31)

 

なぜ、社交ダンスには、かかとの高いダンスシューズを履く必要があるのか、

解明できました。以下は「エロチックな足」 足と靴の文化史

(原題は、THE SEX LIFE OF THE FOOT AND SHOE)ウィリアム・A・ロッシ著、筑摩書房刊からの

引用です。

男性は未だに、あらゆる発明の中で車輪とハイヒールとどちらが一番優れているか

決めかねている。いずれの技術革新が人類史の流れにいっそう大きな影響を与えたかに

ついては、議論の分かれるところなのだろう。(略) 

ハイヒールは単に性を象徴しているだけではない。ハイヒールが女性の美脚や性的魅力に

どれだけエロチックな新しい次元を付け加えるかを考察してみよう。

ハイヒールは足首や脚のかたちをシャープに見せ、よりセクシーな脚線美にする。

脚をより小さく見せ、土踏まずや足の甲を女性らしい脚線美で表す。

立ち上がったときの姿勢を変えて、下肢、骨盤、臀部、腹部、胸部、背中のカーブ

立ち振る舞いの形や動きの官能性を強調する。

歩調を縮め、足の運びを小さくするので、どうにもならない囚われの身を強く

暗示し、歩き方を女性らしくする。そのおかげで、騎士気取りやマッチョな性格の

多くの男性にアピールできる。

ハイヒールを履くと身長が高くなり、そのぶん、心理的、情緒的に高揚した気分に

なって性的魅力を高める。(略)

ハイヒールの歴史は西暦紀元前にさかのぼるだろうが、それを16世紀の初めに

世界的な流行にまでさせたのは、フィレンツェの名門一族の娘、カトリーヌ・ド・メディシス

だった。(略)

この当時このような歌が庶民の間で流行った。

舞踏会に行くのなら、フランス製の(かかとの高い)靴をはきましょう。

よろめいて、自分だって転べるのだと、転んでみせるのが、流行りなのですから。(略)

以上、引用終わり

つまるところ、女性の性的魅力を引き出すためにハイヒールは必要欠くべからざる

ものなんですね。特に社交ダンスでは女性らしい動きを見せる必要があるので、

少しくらい動きにくくても、ハイヒールを履く必要があるのでしょう。

医者は昔から女性たちに、健康のためにハイヒールを履かないように呼びかけて

きたそうです。現代においてもそうですね。

でも、少しくらい健康を害しても、男性に好まれる方を女性は選んできたそうです。

まあ、いくら健康でも、男性に相手にされないのは、悲しいですからね。

その心情は理解できます。ということで、これから先も、いくら健康に悪いからと

ハイヒールを履かないように女性に指導しても効果はないでしょうね。

 

 

27.ダンスシューズと健康(5.22)

 

以前から、疑問に思っていることがあります。

女性のダンスシューズは、女性にとって履き心地の良い物なので

しょうか。一度だけ、履いたことがあるのですが、とても歩きにくかった

です。私の知り合いの女性で、社交ダンスをやりたかったが、

あの靴を履くのがいやだったのでやめた、という人がいます。

あるインターネットのホームページには、健康を保つためには、

女性はハイヒールを履かない方が良いと書いてありました。

ハイヒールは外反母趾の原因となり、骨格をゆがめるということでした。

最近の若い女性は、あまり高いハイヒールは履きません。

むしろ、スニーカーやローヒールに人気があります。若い人が

社交ダンスをやろうとしないのは、そのあたりにも原因があるのでは

ないでしょうか?かかとの高いダンスシューズを履くと確かに足が

美しく見えますが、そのために、健康を害するのは馬鹿げているような

気もします。私は女性はありませんので、よくわかりませんが、

社交ダンスも時代に合わせて衣装やシューズを改良して

いく必要があると思います

26.剣道と社交ダンス(5.16)

 

私は小学校5年生から大学4年まで、剣道をやっていました。

あんまり強くありませんでしたが、そこそこ一生懸命やりました。

学生時代は、女性に目もくれないバリバリの硬派でした。

高下駄はいてバンカラ風のイメージです。

漫画で言えば、「男一匹ガキ大将」(古いですね。)の感じかなあ。

(ちょっと美化しすぎかも。笑)

このことを話すと皆さん、信じられないという顔をします。

「あなたはたぶん、精神修養を忘れたのよ。」と女性に言われたことも

あります。逆に僕の学生時代を知る人から見ると、ダンスをやっている

私が信じられないみたいです。

ま、それはともかく、社交ダンスと剣道は似たところがあります。

剣道は格闘技ですが、社交ダンスも「精神の格闘技」と言われるそうです。

どちらとも腰の動きと姿勢が大事です。ダンスはまだヘタですが、

姿勢だけは良い、と言われることがあります。まだ、注意を受けていますが。

剣道は勝負に勝つことを目標にして、ダンスは見た目が美しいことを目標に

して練習するわけですが、練習している内にだんだんと動きが洗練されてきます。

無駄な動きがなくなり、スムーズに流れるような所作になってきます。

これは理屈ではなくて、身体が覚えていくわけです。

学生時代は、毎日、血尿が出るくらいの稽古をしました。あまりのきつさに

気を失って倒れると、バケツの水をぶっかけられました。それくらい

やらないと、相手の攻撃に対して、無意識のうちに身体が反応することは

ありません。文字通り、技を身体で覚えるのです。

剣道の試合で、目にも止まらぬ早さで、すばらしい技が決まることがありますが、

あれはまさに厳しい稽古の賜です。おそらくダンスも同じでしょう。

ダンスのプロやアマの上級者の仲には、以前に武道をやっていたという人が

少なからずいるそうです。たぶん、彼等は武道のノウハウをダンスに

応用しているのだと思います。

 

25.ローザンヌ・バレエ・コンクールを見て(5.8)

 

テレビでローザンヌ・バレエ・コンクールの様子を放映していたので

見ました。若いダンサーの卵たちが華麗な技を披露していました。

鍛え上げられた肉体の躍動はすばらしいです。

しっかりと見入ってしまいました。日本人ダンサーもがんばっていました。

彼等の中から世界に羽ばたくバレエダンサーが出てほしいです。

私はバレエを見るのが好きです。小学生の頃、父親に

連れられてバレエの公演を見てから、一種の憧れを持っています。

学生の頃、ロンドンでロイヤルバレエ団(だったかな?)の公演を見ました。

たしか、「クルミ割り人形」だったと思いますが、これもすばらしかったです。

バレエとは違いますが、映画「フラッシュ・ダンス」を見て、これまたダンスに

興味をもちました。主演は当時エール大学の学生だったジェニファー・ビールスで

ほぼ同い年だったので、なんか親近感を覚えました。

欧米にはダンサーを育成する学校があるようですね。日本には

あるのでしょうか。旧ソ連には、ボリショイバレエ学校という有名な学校が

ありましたが、今はどうなっているのでしょう。北朝鮮は相変わらず、

国家施策としてダンサーを養成しているようですが。

ロケット博士として知られる故糸川博士は、60歳を過ぎてから

バレエを習い始めたそうです。私も今からでも遅くないのかなあ、などと

考えます。でも、当面はボールルームダンスをやるつもりです。

 

24.鹿鳴館とダンス(4.27)

 

先日、テレビで明治時代、鹿鳴館で行われた舞踏会の様子を

再現していました。華麗な衣装に身を包み、優雅なダンスを踊って

いました。鹿鳴館は明治初期、時の外務大臣、井上馨の提唱によって

作られました。そのねらいは、欧米諸国との間に締結されていた

不平等条約をなんとかして改正したいということにあったそうです。

日本が欧米諸国並みの先進国になったことを知ってもらい、かつ

外交官を接待して日本に好感をもってもらうことによって、

条約改正に応じてもらいたかったようです。

つまり、不平等条約改正のための「環境づくり」という役割が期待されました。

外交交渉と舞踏会は条約改正のための車の両輪であったわけです。

井上馨は鹿鳴館の舞踏会を成功させる鍵は女性にあると考えました。

そこで自分の妻、井上武子にホステスとしての役割を負わせました。

彼女は源氏新田の血を引く群馬県の名家の才女でした。

井上武子はホステスとしての役割を立派に果たしました。

また、会津出身の大山捨松らとともに鹿鳴館でバザーを開き、

その収益金を病院に送るなどの社会活動を行ったそうです。

鹿鳴館の舞踏会は明治の才女たちによって支えられたのです。

しかし、鹿鳴館は極端な欧化政策に反対する人々によって明治20年に

閉鎖されました。もし、鹿鳴館が閉鎖されなかったら、日本でのダンスの

歴史は変わっていたかもしれませんね。また、女性に対する社会環境も

変わっていたかもしれません。

 

23.バレエ・フラメンコ・社交ダンス(4.22)

 

「とんねるずの生でダラダラいかせて」というテレビ番組を見ました。

木梨憲武がバレエ団を組織するそうで、そのために小学生のバレリーナを

オーディションしていました。

バレエというのは、6歳くらいから習い始めるのですね。かわいい小学生

がきれいな衣装に身を包んで親と一緒に参加していました。

今、バレエというのはブームなのでしょうか?かなりの数の参加者が

いました。男子も結構、いました。小さなバレリーナですが、踊ると

それなりにさまになるから不思議です。

日本を代表するバレリーナ、草苅民代さんが出演して模範演技を

披露しました。素人が見ても、ほ〜っとため息が出るくらいの

すばらしい身の動きでした。神田うのも、いつもは、ばか女(失礼!)を

演じていますが、踊らせると、昔とった杵柄で華麗な演技を見せてくれます。

小学生の中から将来、草苅民代のような世界に通用する

バレエダンサーが出ると良いと思います。

とんねるずの相棒はフラメンコを今、修行しているそうです。

うっちゃんなんちゃんは、社交ダンスをやっています。

テレビでは今、舞踏ネタが流行っているようです。

これらのテレビ番組を見て、多くの人がダンスを始めると良いですね。

 

22.不思議なダンス(4.18)

 

「不思議なダンス」 リン・マーグリス、ドリオン・セーガン著を読みました。

ダンスの本かな、と思ったら生物学の本でした。

かなり興味深い本でした。特に性に関する記述は勉強になりました。

少し引用します。以下、引用文

今日、我々は直立猿人の「失敗」の余波の中で生きているのかもしれない。

生殖ゲームのルールが変化する中で、人間の生殖様式としてのセックスも

時代遅れになるかもしれない。100万年ほど前の直立猿人の最盛期には

セックスはみんなが他のみんなの情事を喜び、誰も他の誰にも所属しないような

社会の接着剤だったのかもしれない。しかし、後の人類とともに、

夫婦関係という囚人と看守の関係が生じた。

法と義務と所有と罰の伴う関係が生じた。進化においては

社会が協力関係を持つ組織になるほど、

生殖の様式がどんどん制約される傾向がある。引用文終わり

最近、人間、ホモサピエンスの性行動を扱う生物学の研究分野は花盛りです。

昔は、人間は神に似せられて作られた神聖な生き物として、他の動物とは

一線を画していると考えられていました。そのため、人間の性行動を研究するなど

タブーに近いものであったようです。それが、最近は、人間も一種の動物として

研究の対象になってきたみたいです。それでも、キリスト教は、進化論を

まだ認めていないようです。アメリカの州によっては進化論をまだ教えていない

そうです。僕はダンスも何か生物学的に意味があるものだと思います。

「ダンスと生物学」、研究すると面白いでしょうね。

 

21.第12回西日本競技ダンス広島大会を見て(4.15)

 

私の手違いで、前に書いた21の「タンゴに関する話題」が削除されて

しまいました。ああ、惜しいことをした。

先の4月4日、広島市で行われた第12回西日本競技ダンス広島大会を

見に行きました。本格的なコンペティッションを見るのは初めてです。

会場がわからなかったのですが、ダンサーの方々は皆、背が高くて

姿勢が良いので、彼等についていけばすぐにわかりました。

まず、驚いたのは選手の皆様(特に女性)のドレスのあでやかさです。

テレビなどでは時々、見ますが実際にその場でみると本当に

きれいですね。僕が女性ならぜひ、身にまといたいなあ、と思いました。

そして競技が始まると、そのダンステクニック、ステップの華麗さに

目を奪われました。かっこいいですねえ。皆様、かなり練習をつんでいらっしゃる

ようで感激しました。僕もできることなら、ぜひ、競技に参加したいなあ、と

思いました。まあ、いつの話になることやら(笑)。

飲み物を買いに外に出たら、なんと全英大会で準優勝したシンキンソンさんが

いました。僕は、あわててカメラと手帳をとってきました。そして、

写真を撮らせてもらい、サインをもらいました。握手もしてもらいました。

シンキンソンさんは、とても気さくな方でした。世界を代表するダンサーと

握手できて、なんだか僕もダンスが上手になれるような予感がしました。

競技の後は、シンキンソンさんとヨーゲンセンさんの演技がありました。

世界のトップレベルのダンスは言葉に言い尽くせないほど、すばらしかったです。

とにかくダンスの魅力に完全にはまってしまった一日でした。

写真を掲載しているので、良かったら、見てください。

 

20.フィリピン人ダンサー(3.22)

 

昨日、友人に連れられてキャバレーに行きました。

キャバレーなんて本当に久しぶりです。席についたら、フィリピンの女性が

隣について、お酌をしてくれました。たどたどしい日本語でいろんな話を

してくれました。それは、それなりに楽しかったです。

そのうち生バンドが舞台に出て、曲を演奏し始めました。

フィリピンの女性が「一緒に踊りましょう。」と誘うので、前に出てジルバを

踊りました。そしたら、その女性はとてもダンスが上手なのです。

それはそうですね。彼女はプロのダンサーなんですから。僕も調子に乗って

くるくると彼女を回して踊りました。そのうち、舞台の上に登って

二人で踊り始めました。もう、かなり酔っていたので、恥も外聞もなく

文字どおり、脚光を浴びて踊りました。なんだか、ヒーローとヒロインに

なったみたいでとても気分が良かったです。フィリピーナも自分の本領が

発揮できて嬉しそうでした。

生バンドの演奏に合わせて、プロのダンサーと舞台の上で踊るなんて、

普通、なかなかできない経験です。

皆さんもたまには、キャバレーに行って見ませんか?楽しいですよ。

 

19.ダンサー、踊り子の魅力(3.14)

 

ダンサーとか、踊り子と呼ばれる人々は、昔から人々にある種の憧れ、

あるいは独特の魅力を持った存在として見られてきました。

文学作品を見ても、古くはメリノの「カルメン」、日本では川端康成の

「伊豆の踊り子」、新しいところでは、村松友視の「ダンサー」など、多くの作品に

ダンサーや踊り子が登場します。また、映画でも「フラッシュダンス」、あるいは

もうすぐ公開される「ダンス・ウィズ・ミー」など、たくさんの作品の題材になって

います。いったい、ダンサーや踊り子はなぜ、これほどまでに人々を

魅了するのでしょうか?以下は私の個人的な意見です。

人間を図る尺度には、いろんなものがあります。

知性、健康、学歴、社会的地位、誠実さ、年収、等々、たくさんあります。

しかし、これらの尺度というのは、一見してわかる、というものではありません。

特に現代の日本社会で重視される学歴とか、社会的地位などというものは

履歴書や名刺を見ないとわかりません。

それに比べ、ダンサーや踊り子は、その動きや所作によって見る者の

視覚に自分の存在を直接アピールします。

自分はこれだけ健康な肉体を持っている、これだけの技量、運動神経がある、

これだけの表現力を持っている、そんなことを見ている人びとに訴えます。

ダンスや踊りのパフォーマンスは、我々の本能にその人の価値を認識

させます。日頃はうだつの上がらない平凡なサラリーマンでも、

皆の前で、一曲、舞えば、それだけで注目や賞賛を受けるでしょう。

昔から、ダンサーや踊り子が、多くの人の憧れの対象になってきたのは、

こういう理由があると思います。つまり、言葉や理屈を越えて、

生命の躍動に我々は魅せられるのです。

 

18.だんご三兄弟(3.6)

 

この文章はおまけです。

「だんご三兄弟」というタンゴが大ヒットしています。

NHKの「お母さんといっしょ」で1月に発表したところ、放送直後から

「CDはいつ発売するのか?」という電話が殺到したそうです。

NHKは、CDを出す予定はなかったのですが、急遽発売を決めました。

おととい、発売を始めましたが、ものすごい売れ行きです。あの「泳げたいやき君」の

レコード453万枚を追い越すのではないか、とも言われています。

この歌をプロデュースしたのは、「バザールでござーる」などのヒット作を

手がけたアーティストだそうで、その力量には定評があるそうです。

タンゴの歌は、なんか節回しが単純で歌いやすいです。これが

小さい子供に受けるのでしょう。社交ダンスも当然、この歌のために

振り付けを考えているようです。私も踊ってみたいなあ、と思います。

タンゴと言えば、大昔、「黒猫のタンゴ」という歌が流行りました。

タンゴは日本人に合った音楽かもしれません。

 

17.ダンスで美しく(3.6)

 

「家庭画報」4月号は「ダンスで美しく」と題して、ダンスに関して特集をしています。

ここでは、その記事をダイジェストしたいと思います。

「人生がこんなに楽しくなるなんて思わなかった。」踊っている女性たちが

口をそろえて言った言葉だ。概して踊っている女性はキラキラと輝き、若々しさが

みなぎっている。ダンスは心と身体を美しく磨く究極の美容法ではないだろうか。

今からでも遅くはありません。ダンスレッスンを始めませんか?

ダンスの効用、効果は以下の通りです。

1.背筋がきれいに伸び、姿勢が美しくなるだけで5歳は若々しく見える

2.気になる足腰に筋肉がつくことで、メリハリのある引き締まったスタイルが実現する

3.ストレスを上手に発散できるので、毎日を明るく楽しく過ごせる

4.人に見られることで、美しくありたいと意識するようになる。

5.さまざまな分野の友達ができ、新しい世界が広がる。

6.筋力が向上し、代謝が良くなるので、老化知らずになる。

7.たち振る舞い、表情が豊かに洗練され、美しさに磨きがかかる。

さらに、社交ダンスに限ると以下の効用、効果があるとされています。

1.無駄な贅肉が落ち、体重が減って身体が軽くなる。

2.筋肉がつき、身体が引き締まり、スリムになる。顔も小顔に。

3.ステップを踏むため、足腰が強くなる。

4.夫婦の絆が深まる。

5.衣装が豪華なため、奥様が生き生きとして美しくなる。

以上です。この記事は特に40代の人を意識して書かれています。

あなたもダンスを始めませんか?

 

16.ある老夫婦の夢(2.27)

 

テレビを見ていたら、群馬県で旅館を営む老夫婦が英国ブラックプールに

ダンスを踊りに行くドキュメントを放送していました。

二人は45年前に、村の青年団が主催したダンスパーティで知り合ったのが、

縁で結婚したそうです。パーティで、壁の花になっていた奥さんに

旦那さんが「踊ろうよ。」と声をかけたのが、交際の始まりだったそうです。

それから、45年間、二人は旅館を必死の思いで経営してきました。

毎日、150人分の食事を作り、ふとんの上げ下げをするのですから、

かなりの重労働です。映画「Shall we ダンス?」を見て、再び、ダンスへの

思いが膨らんで、英国行きを決意したそうです。

日頃は、口紅もささない奥さんが、英国では、超一流の美容室に行って

モダンなヘアスタイルにしてもらい、ダンス衣装も購入しました。

ブラックプールのダンスホールでは、ご主人が拙い英語を駆使して、

二人の思い出の歌、「Shall we dance ?」を特別に二人のために演奏してもらった

のです。広いホールで、皆の注目を浴びながら、二人はダンスを踊ります。

決して、上手ではありませんが、なかなか感動的なシーンでした。

ダンスには、このように男女のロマンスがからむドラマが多いですね。

 

15.映画「Shall we ダンス?」を見て(2.21)

 

映画「Shall we ダンス?」がテレビで放映されました。

僕はこの映画はもう3回観ます。何度見てもおもしろいです。

脚本も良いし、出演者も良いですね。皆、個性が光っています。

この映画がアメリカで大ヒットしたのもなんとなくわかるような気がします。

映画の冒頭で、「イギリスの経済学者、アダム・スミスは、ダンスは

人間の考え出した最も初歩的な快楽である、と書いた。」(正確な表現では

ありません。)というくだりがありますが、まさにその通りだと思います。

踊ることは、人間にとって、一番手軽な快楽です。歌うことも同じですが、

歌うよりも踊る方が、もっと楽しいと思います。

映画の中で、役所広司演じる主人公に原日出子演じる奥さんが嫉妬心を

感じる場面があります。やはり夫がダンスとか始めると、奥さんはあまり良い気分

はしないのでしょうか?ダンスが夫婦喧嘩の元になったりするんでしょうか?

毎日を惰性で生きているサラリーマンがダンスによって、生き生きとしてきた

という設定もいいですねえ。多くのサラリーマンが共感したのではないでしょうか?

竹中直人と渡辺えり子の演技が光っていました。彼等は相当ダンスの

練習をしたんでしょうね。映画の中にウリナリのダンスを指導した

渡先生や、田中英和さんも出ていました。

私は、あの映画を観て、ダンスを習うことにしました。あの映画が日本の

ダンスの普及に果たした役割は大きいと思います。

 

14.コンテンポラリーダンス(2.14)

 

昨日(2月13日)、広島市で開かれたコンテンポラリーダンスの公演を

見てきました。ダンスを踊ったのは、広島在住のダンサー、中田千湖さんと

その仲間たちです。また、プロデュースしたのは、FREE HEARTS代表の

島村陽子さんです。感想は、「すばらしい」の一言につきます。

最低限の照明で、ホールは暗くされ、幻想的な音楽がかかります。

その中で、ダンサーたちがスポットライトを浴びて、妖艶な踊りを披露します。

健康的な肉体が紡ぎ出す激しく美しいダンスです。そして、かすかな

エロチシズムが隠し味の効果を出します。ダンスが生み出す身体表現の

すばらしさを堪能しました。

社交ダンスやフラメンコも良いけど、現代ダンスもまた奥が深いなあ、と

思いました。このダンスをプロデュースした島村陽子さんは、パンフレットの

中でこのように述べています。「踊りの見方は、今、多様化しています。

単にきれいだとか、よく跳んだとか、それだけのものじゃなくなってきている。

でも、たくさんのものを見たり、より深く感じたりしないと、同じパターンでしか

ものを表現できない。いろいろなダンスを見ることで、自分の中にいろんな

感覚があるんだっていうことを気づかせてもらうこともよくあります。

踊るということにしても、歌うように、もっと誰もが親しんで良いと思う。

潜在的にはみんな踊りたいという気持ちはあるはずですから。」

私の地元、広島にこのように先進的なダンスに対する思想の持ち主が

いるということはとても嬉しいです。

 

男性バレエ・ダンサー(2.7)

バレエ界の貴公子、ウラジーミル・マラーホフが来日したそうです。

彼は5歳でバレエを始め、10歳で旧ソ連のボリショイバレエ団に入団し

30歳の今まで、バレエを踊ってきました。ものすごいジャンプ力が

持ち味だそうです。私も以前、バレエを習おうかな、と思って

バレエ教室をのぞいたことがあります。しかし、その練習のハードな

ことに舌をまきました。とにかく、激しいです。バレエだから優雅な練習なんだろう

と思っていたら大間違いでした。皆さん、汗だくだくで、はあはあと息を切らしていました。

そう言えば、バレエダンサーは、舞台の陰で呼吸を整えている、という話を

聞いたことがあります。とにかく、私はその練習の激しさについていく自信が

なくてバレエは断念しました。

しかし、男性のバレエダンサーは非常に希少価値があります。

男性バレエダンサーは日曜日はいつも舞台に呼ばれて休みが

ないくらいに引っ張りだこだそうです。

もう少し、若ければ、ぜひ、バレエを始めるのですが・・・・・

先ほどのウラジーミル・マラーホフは、大の日本びいきだそうです。

神戸牛、寿司、季節限定ビール、おにぎりが大好物なんだそうです。

 

バリ舞踊 サンギャン・デュダリ(2.1)

 

バリ島は日本人のみならず、世界中の人々に人気のある観光地です。

リゾートと言った方が正しいのかもしれません。私もいつか、旅行してみたいなあ

と考えています。そのバリの魅力の一つに地元の住人が踊る舞踊、レゴンダンスが

あります。私もテレビで見たことがありますが、とても魅惑的な踊りです。

この踊りに関して、作家の斉藤綾子氏がエッセイを書いています。

彼女の文章の特徴で少し品がないのですが、引用します。以下、引用。

「レゴンダンスは、初潮前の女の子が踊ることを許される踊りである。

日本で言えば、中学に上がるか上がらない年頃の少女が艶やかに

化粧して細い腰をくねらせる。」

「本当にきれいな子が踊っているのだ。しかも、とてつもなく色っぽい。

私に・・・があったら、絶対に勃起している。日本のPTAだったら

「欲情させるようなことを子供にやらせるなんて。」と怒りを炸裂させるに

違いない。だが、バリ島ではそんな野暮な騒ぎにはならない。

初潮前の神聖な少女のエロスをちゃんと認めて、舞踊という形で神に

奉納しているのだ。(バリのダンスの一つである)サンギャン・ディダリでは

踊りの主役は6歳から10歳くらいの幼い少女たちで、神は彼女たちに降りると

信じられている。だから祭りの2か月、時には三日三晩、トランスしたまま

踊り続ける。」

私が思うに、このエロチシズムの発露こそがダンスとか舞踊の原点では

ないでしょうか?レゴンダンスに比べると、もう少し品のある(?)日本舞踊でも時々、

色っぽいなあ、と思う所作があります。人生から艶とか色をなくしたら、とても

味気ないものになってしまいます。そういう意味でも舞踊をやる意味があると

思います。

 

 

11.ある女教師の思い出(1.27)

 

僕がまだ20歳の頃の話です。

社交ダンスというものに興味を持ったので、初めて地域のダンスサークルに

参加してみました。皆さん、とてもお上手で、私は壁際で見学していました。

すると、ある若い女性が近づいてきて、「さあ、一緒に踊りましょう。」と

僕を誘ってくれました。私は、どこかで見覚えのある顔だなあ、と思いました。

なんと、高校時代の数学の教師だったのです。

学校では、めがねをかけて、いかにも真面目でお堅い研究者タイプの

女教師でした。そのときは、まだ独身で、服装も地味で一見、男性とは

縁がないような感じでした。ところが、ダンスサークルでは

華やかなドレスに身を包み、めがねもはずして、とても女性らしい

雰囲気を醸し出していました。本当に別人のような感じがしました。

ダンスをやっているということは、聞いていませんでしたので、おそらく

誰もダンサーとしての彼女の素顔を知らなかったのでしょう。

私は当時、ずぶの素人で、彼女はジルバを手取り、足取りで私に教えて

くれました。僕がダンスの楽しさに目覚めたのは、彼女のおかげかもしれません。

今、彼女はどうしているでしょうか?今でも、踊っているでしょうか?

なんだかとても懐かしく、ほろ甘い思い出です。

 

10.生命科学者とダンス(1.18)

 

生命科学者で、現在、JT生命誌研究館副館長の中村桂子さんが

あるイベントでダンスを踊ったらしいです。

情景はよくわかりませんが、考える人8人と踊る人8人が、

それぞれ二人ずつ組んで創作ダンスを踊ったそうです。

考える人には、作曲家の三宅榛名、国際サーカス村村長西田敬一、

建築家の林昭夫、歌舞伎研究家の郡司正勝、そして中村桂子など、

踊る人としては、大野慶人、折田克子ら日本人のほかに、カナダ、韓国

ドイツなどの一流ダンサーが顔をそろえたそうです。中村さんの

相手は山海塾の岩下徹だったそうです。

どういうダンスを踊ったのかたいへん興味があります。

中村さんはある雑誌の中で次のように書いています。

「通常、私たちは、言葉や映像を用いるが、もしかしたら身体を

そのまま使うダンスは生命誌にとって、適した表現かもしれない。」

生命科学者とダンス。なんだか、おもしろい組み合わせです。

生命科学は遺伝子やタンパク質を取り扱うかなり難しい学問です。

同時に現在、最も進歩の著しい学問分野でもあります。

「21世紀は生命科学の時代だ。」という人もいます。

しかし、門外漢は生命科学の教科書をみただけで嫌気がさすでしょう。

もし、生命科学や生命誌を身体の動作やダンスで表現してくれたら、とても

わかりやすいのではないでしょうか。一般の人も生命科学に興味を

持ってくれるかもしれません。面白い試みだと思います。

 

9.今日は成人の日(1.15)

 

今日は成人の日です。町には美しい振り袖に身を包んだ若い女性が

あふれていました。私が成人式を迎えたのは、既に16年も前の話です。

年をとってしまったなあ、と感慨が深いです。

朝日新聞におもしろい投書が載っていたので引用します。

「第一回成人式」 鈴木富士子・・以下、引用・・・

「昭和23年、戦後の混沌とした時代の中、数え年で二十歳・・・省略・・

・・・記念講演は婦人科医の「男女の交際と性病について」。未知の世界の話を

多くの成人たちは不思議な思いで拝聴した。最後に社交ダンスの

指導があり、異性と手をつないで踊る初体験に身体は震えどうし。私の白足袋は

彼等に踏まれて真っ黒になってしまった。・・・・以下、略・・・・」

男女交際と性病と社交ダンス・・・この組み合わせが非常に面白いです。

どういう目的で成人式に社交ダンスの指導が行われたのでしょうか?

とても不思議ですが、私lは、このように考えます。

昔は男女交際は性病の危険をはらむ非常に危険なものだと思われていた。

かといって、男女交際をしないことには、子孫を繁栄させることはできない。

そこで、当局は健全な男女交際のヒントとして、社交ダンスを教えた。

当時の当局が智恵を絞っている姿が目に浮かぶようで笑ってしまいます。

昔に比べると、男女交際は本当に自由になりました。

むしろ自由になりすぎて、なんだか異性に対する好奇心が薄れたような気がします。

ある程度、男女の交際を制限して異性に対する好奇心を燃え上がらせるのも

悪くないのではないでしょうか?

 

8.映画「タイタニック」に関して(1.13)

 

昨年は、映画「タイタニック」が大ヒットしました。私の知り合いの女性は

3回も映画館に入ってその映画を見たそうです。

ビデオも製造が間に合わないほど、注文が殺到したらしいです。

かくいう私も、セリーヌ・ディオンの歌う「My heart will go on」のCDを買って

時々、聞いています。なかなか良いテーマソングです。

それはともかく、どうしてあれほど、あの映画は世界中で大ヒットしたのでしょうか?

ストーリーが良かったのかもしれません。ディカプリオ演じる主人公のレオ(違ったかな?)が

ハンサムだったかもしれません。

私は、その理由の一つとして、人々の「主役を演じてみたい。」という心理が

あるのではないか、と思っています。

言うまでもなく、我々のほとんどは、脇役としての人生を運命づけられています。

成功して社会のスポットライトを浴びるのは、ごく一部の実力と運に恵まれた人々です。

私たちの多くはそんな恵まれた人々の踏み台としての役割を期待されているのです。

それは、頭では理解しているものの、私たちの心の奥底には、「一度で良いから、社会で主役を

演じてみたい。スポットライトを浴びて、皆の注目を集めたい。」という心理があります。

「タイタニック」のような映画を見ることによって、自分が映画の中の主人公、ヒーローやヒロインに

なったような錯覚を覚えるのではないでしょうか?

さて、ダンスにもそのような心理効果があるような気がします。

異性と組んで踊っていると、なんとなく自分たちがヒーローとヒロインになって、

皆の注目を浴びているような気分になるのです。

この心理は、競技ダンスの大会などに出場するとよけいに意識するのではないでしょうか?

一般庶民のささやかな主役願望をかなえてくれる手段としてダンスを始めるのも

悪くないような気がします。

 

 

7.養老氏と五木氏の対談から(1999.1.6)

 

あけましておめでとうございます。

今年もどうかよろしくおねがいします。

朝日新聞の1月4日号に解剖学者、養老孟司氏と作家、五木寛之氏が

対談をしています。その中でおもしろい指摘があるので引用します。

以下、引用文

養老氏「現代の人間の脳だけが、生物進化で言えばエキセントリックですね。

特に言葉を持ったということは、非常に大きな特徴です。」

五木氏「言葉を持ったことで人間は優越した存在になり、言葉のテクノロジーが

どんどん肥大化していって言葉以外の表現がやせてきたのではないかと思う。」

養老氏「若い人の行儀が悪いと一時期言われたが、あれは体を持て余して

いたんです。かつての生活には「型」があった。茶道も華道も、本来は所作、

身体表現です。それが完成すると、型になる。・・・・(省略)・・・・・

おしゃべりになりましたね。男が。」

五木氏「日本の言葉が貧しいことを非常に残念に思っていたのですが、

それだけでもないな。言葉が氾濫することで、型や所作あるいは作法が

失われていく。」

五木氏「・・・(省略)・・・・所作から型へとつくってきた文化が、この百年でどんどん

壊れちゃった。」  

養老氏「地球を一つの生き物として想像すると言われましたが、神経や脳は

何かというと今はインターネットですね。・・・略・・・だけど、一方で

バーチャルでないものも必要です。人間にとっては両方ある世界が

一番なんですよ。・・・・・略・・・・」

五木氏「・・・・・・略・・・・今、僕は、デジタルなものがいやで、情緒とか本能的な

ものとか、叫び声とか肉体的なしぐさとかを回復しようと思っています。・・・略・・・・」

   ・・・・・・・以上 引用終わり

まあ、要するに、言葉による表現ばかりが肥大化して、身体を使った表現が

著しく衰退している、ということでしょう。

ダンスや舞踏を学ぶことは、この身体表現を体得するという意味で

インターネット社会に生きる現代人には、必要なことかもしれません。

 

6.自殺防止にダンスを(12.29)

 

インターネットを利用して青酸カリを入手した若い女性が自殺するという

痛ましい事件が起きました。どういう事情があるのか知りませんが、

実に惜しいことです。自殺する人は、基本的に人生の楽しさを知らないのだと思います。

「もう生きていても楽しいことはない。」とか、「人生はつらいことばかりだ。」とか

いう考えに凝り固まっているのでしょう。

こういう人には、とりあえず、ダンスを踊ってみることを勧めます。

音楽に合わせて身体を動かしてみれば、なんとなく楽しい気分になってきます。

頭の中だけで、考えてもしかたのないことを深刻に考えていたことに

気がつくでしょう。そして、生きたいという本能がよみがえってくるはずです。

この、身体を動かすということが、精神衛生上、とても大事なのです。

理論だけを考えていくと、人間が生きていく意味はあんまりありません。

でも、意味はなくても、人生は楽しめば良いのです。

確かに生きていく上では、つらいことは多いです。しかし、その気になって、

探せば楽しいことも多いのです。ダンスはその一つだと思います。

昔から、歌舞音曲と言って、歌ったり、踊ったりすることは

人生の楽しみでした。多くの人にダンスの楽しさ、ひいては生きる楽しさを

知ってもらって自殺する人が減ればいいなあ、と思います。

 

5.ダンスと恋愛(12.27)

 

フラメンコの名手、小松原庸子さんによると、「本当の恋愛をしないとダンスは

上手にならない。」のだそうです。猛烈に人を愛する気持ちを知らない人は

踊れないのだそうです。練習によって、ある程度までは上手になりますが、

心が入らないので、底の浅い踊りになるらしいです。

ダンスとか舞とかの原点は愛する人に自分の切ない感情をうったえること

だと思います。このことは、鳥や昆虫が交尾の前に異性の前で華麗な

ダンスを踊る心理と共通するのでしょう。

感情表現の激しいダンス、例えば、キューバンルンバなどを上手に

踊ろうと思うなら、やはり二人の間にそういう恋愛感情に似たものが

ないと、人に訴える踊りはできないと思います。

ダンスを始めるきっかけに、踊りをきっかけにして、すてきな異性と

良い関係になりたい、というのがあります。これを不純な動機だという人も

いますが、そんなことはないと思います。むしろ、ダンスの原点に忠実な

動機です。私もダンスを始めたきっかけは、学生時代、ダンスパーティで

女性とかっこよく踊りたいと思ったことでした。

ナンパ目的でダンスを始めることに私は大賛成です

 

4.ダンスと性差(12.24)

最近は、「男性とか女性とかの性差にこだわるのは、良くないことである。」と

いう考え方が世の中で主流をしめているようです。

男女の間で、就く職業に差があってはいけないし、家庭でも夫婦で

家事育児を分業すべきだという意見が正しいとされています。

町には、一見して男か女かわからないような若者が闊歩しています。。

それは、それで正しいことなのでしょう。

ただ、世の中の男女がすべて、性差をなくしたら、この世界は無味乾燥な

ものになるだろうなあ、という気がします。

女性が着飾ることも、化粧もやめて、男性が男らしさを追求することを

やめたら、なんか、生きていても楽しくないのではないでしょうか?

そもそも、何のために男女、あるいは、オスとメスという2つの性が自然界に

存在するのでしょうか?

生物学的には、この問題に対してはっきりした答えはまだ、出ていない

そうです。ただ、有力な説として、遺伝子にバラエティを持たせるために

生物をオスとメスに分けたのではないか、というのがあります。

つまりオスの遺伝子とメスの遺伝子を混ぜ合わせることによって、

遺伝子に変化をもたせ、病気やウィルスに感染しにくくするのだそうです。

ということは、生物が子孫を残していくために、オスとメスという二つの性が

必要だということです。下等動物の中には、無性生殖で増える生物も多いそうです。

このような生物は環境の変化に弱いそうです。

もし、人間社会で、男女が性差をなくしてしまえば、お互いが惹かれ合うことは

あまり、なくなるでしょう。そうなると、子孫を残していくことはできなくなります。

ダンスや舞踊には、男らしさ、女らしさを追求するという一面があります。

男も女もよりセクシーに踊ることが求められます。

労働条件や家庭の役割分担などには、性差を持ち出すことは、

良くないことですが、たまには、ダンスや舞踊で、自分のセクシャリティを

確認し、それを周囲にアピールすることは悪くないと思います。

 

3.広島とダンス(12.23)

私は現在、広島に住んでいます。本格的にダンスを習い始めたのは、

3年前にここ、広島に来てからです。

広島は、意外にダンスと縁が深いようです。

ブラックプールで、今年5位(違ったかな?)に入賞した田中英和さんは、

広島の出身です。なんでも、私の上司の知り合いの息子さんなのだそうです。

また、日本のバレエの第一人者、森下洋子さんも広島の出身です。

このように、ダンスに関してそうそうたる人材を輩出していながら、

どうも広島はいまいちダンスが盛んであるとは、言えない状況です。

ダンスサークルやダンス教室には、若い人はほとんどいません。

噂によると、広島大学の舞踏研究部は部員が集まらずにつぶれたそうです。

(不確かな情報ですが。)

ただ、広島には、大きなダンスホールがあり、中四国地方では、有名な施設です。

休日には、四国あたりから、貸し切りバスで、年輩のダンスファンが押し掛けるそうです。

また、元全日本チャンピオンの主催するダンス教室もあります。

とにかく、広島も福岡や大阪に負けないようにダンスの盛んな町になって

欲しいと思います。そのためには、もう少し若い人をダンスに勧誘する必要があるようです。

 

2.日本舞踏家、井上三千子さんをテレビで見て。(12.21)

NHKに日本舞踏家(京舞)の井上三千子さんが出演していらっしゃいました。

その中で、彼女が「表現には言葉だけでなく、身体で表現する方法もあります。

それが、舞踏の原点です。」と言われました。

確かに百の言葉よりも、一つの動作の方が相手にその意図が

伝わるということがあります。

「あなたを愛しています。」と何十回言われるよりも、愛を舞踊で表現された方が

感銘に残るのかもしれません。

多くの動物や鳥類、昆虫は交尾の前に、異性の前で、ダンスを踊ります。

これは、まさに愛の表現です。

現代社会において、私たちは言葉によるコミュニケーションに頼りすぎて

いるのではないでしょうか?もっと、身体で表現する技術を身につける

必要があるのかもしれません。

 

 

3.「ダンスで越えた私の人生」 萩原葉子著 海竜社

 を読んで (1998.12.20)

著者は、詩人、萩原朔太郎の長女として、1920年に生まれています。

43歳から社交ダンスを始めて、77歳の現在まで文筆活動のかたわら、

ダンスに情熱を注がれました。

ダンスと言っても、社交ダンスではなく、アクロバットの入る難度の高い

デュエットダンスです。見ている方がはらはらするほどの危険なダンスです。

彼女の主張は、ダンスこそ、人生を充実させ、若さを保つ秘訣だと言うことです。

「ダンスは神様であり、名医でもある。」と彼女は書いています。

写真を見ると、本当に77歳なのだろうか、と思うくらい、お若いです。

いつも30歳以上年下の男性とおつきあいされるそうです。

77歳といえば、最近、スペースシャトルに載った宇宙飛行士も同い年でした。

人間というのは、その気になれば、いつまでも、若々しくいられるのかも

しれません。そのためには、常に身体を動かし、性的魅力をなくさないように

努力する必要があるのでしょう。

 

 


 

 

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